装置一覧

【核磁気共鳴装置(NMR)】

原子核を磁場の中に入れて核スピンの共鳴現象を観測することで、物質の分子構造を原子レベルで解析するための装置

名称:JNM-ECA

設置場所:理工学部5号館103室

設置年度:平成29年 (岩手医科大学より移設)

性能:11.74T超電導磁石(1Hで500MHz相当)

利用資格:教職員、装置室主催の講習を受講した大学院生

 

 

 

 

 

NMR500名称:AVANCEⅢ500

設置場所:地域連携推進センター棟106室

設置年度:平成21年

性能:11.75T超電導磁石(1Hで500MHz相当)

利用資格:教職員、本学JNM-ECAにて1年以上の測定経験を持ち装置室主催の講習を受講した修士課程2年以降の大学院生

 

※重水素化溶媒を用いた液体サンプルの測定を前提としております。

 

【二重収束質量分析装置】

イオン化した原子・分子をそのm/zに(m:イオンの質量、z:イオンの電荷数)よって分離、測定し、有機化合物、生体試料の分子量を決定し、構造解析をするための装置

質量分析装置名称:JMS-700

設置場所:地域連携推進センター棟108室

設置年度:平成17年

性能:(イオン化方式)EI、CI、FAB

 

 

 

【ガスクロマトグラフ質量分析装置】

ガス化した試料混合物をガスクロマトグラフィーにて分離した後、質量分析計に導き、分離した成分についてマススペクトルを測定し、定性分析・定量分析を行う装置

ガスクロ名称:GCMS-QP2010

設置場所:地域連携推進センター棟108室

設置年度:平成14年

性能:(イオン化方式)EI、(測定方法)GC-MS

利用資格:教職員、大学院生、および利用講習を受講した研究室配属4年生

 

 

【電子スピン共鳴装置】

試料に磁界をかけ、電子スピンの磁気共鳴状態を観察することで、不対電子の存在、その量、種類、性質、周囲の環境、挙動など についての情報が得て、構造解析を行うための装置

電子スピン名称:JES-FA100

設置場所:地域連携推進センター棟108室

設置年度:平成16年

利用資格:教職員および後期博士課程の大学院生

 

 

 

 

 

【有機微量元素分析装置】

gensobunseki名称:CHN CORDER MT-6

設置場所:理工学部5号館

設置年度:平成21年

※依頼測定のみ承ります

 

 

【分光蛍光光度計】

分子に光を照射すると,光を吸収したのちそのエネルギーを光として放出する(蛍光)。この光のスペクトルと強度を測定することにより,試料の性質と濃度を調べる装置。

Keiko名称:FP-8600(日本分光製)

設置場所:地域連携推進センター棟108室

設置年度:平成28年

利用資格:教職員、大学院生、および利用講習を受講した研究室配属4年生

 

※特殊測定(可視紫外吸光光度計としての使用を含む)用の各種オプションは設置しておりません。四面透過セルを用いた液体サンプルの、蛍光スペクトルおよび蛍光励起スペクトル測定が可能です。